【宝塚記念】師匠の高木師も菅原明良騎手のG1初制覇喜ぶ「素直で真面目。研究している」
<宝塚記念>◇23日=京都◇G1◇芝2200メートル◇3歳上◇出走13頭 3番人気のブローザホーン(牡5、吉岡)がG1初制覇を果たした。序盤は後方に待機して、直線で大外から豪快に差し切った。 ◇ ◇ ◇ 「愛弟子」菅原明良騎手(23)の宝塚記念制覇を師匠の高木登調教師(59)も喜んだ。師は「良かったです。私も開業からお世話になっている馬主さん(岡田牧雄氏)ですし、うちの厩舎のG1(初制覇14年スプリンターズS制覇のスノードラゴン)もオーナーの馬でしたから」と厩舎ともゆかりの強いオーナーの所有馬での勝利に縁を感じていた。 世界のウシュバテソーロ(ドバイワールドカップ)や中山大障害覇者ニシノデイジー、長距離路線で活躍するワープスピードなど多くの有力馬を擁する高木厩舎で愛情を受けてきた菅原明騎手。デビューから仕事に取り組む姿を見続けていた師は「確実にステップアップしてくれていると思います。本人も自信や度胸がついてきました。素直で真面目なところが彼のいいところ。しっかり競馬も研究している。もう1つ上にいくためにはもっと研究しないといけない。これからもチクチクと言っていきたいと思います」と熱心な指導でこれからも弟子のさらなる飛躍を後押しする。