「クレーンゲーム」が大好きな娘は、景品欲しさに何度もお金をせびってきます。上限回数を決めたいのですが、何回くらいが適切でしょうか?
子どもにお金の教育を施すメリット
クレーンゲームの上限回数を決めてお金の無駄遣いを防ぐなど、子どもの金銭感覚を養うことは重要な教育の1つといえます。物価の上昇や資産形成など、お金の話題が尽きない昨今ですが、子どものうちからお金に関する知識や経験を身につけることで、大人になったときに苦労せずに済むでしょう。 子どもにお金の教育を施すメリットは以下の通りです。 ●財務管理の基礎知識や経験が身につく ●貯金や予算など、計画性の意義を学べる ●賢いお金の使い方がわかる ●リスク管理の感覚を養える ●自己制御や我慢を覚えられる 一般的に、お金の勉強や経験に対して能動的に取り組もうとする子どもは少ないでしょう。子どもにおいては、集中力や興味の有無が重要です。論理的に難しい概念を教えるよりも、直感的かつ体験的に教えていくことが大切でしょう。
候補の1つはお小遣いの金額
子どもが行うクレーンゲームにおいて、明確かつ適切な上限回数はありません。教育方針や収入は各家庭によりさまざまだからです。 あえて目安とするならば、月のお小遣いの金額です。子どもにとってもわかりやすいうえに、お小遣いの平均額を参考にすることで、周囲とのギャップが生まれにくくなる利点もあります。 出典 金融広報中央委員会 「子供のくらしとお金に関する調査」(第3回)2015年度調査 P4 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部