金沢に「聖地巡礼」を 県観光連盟、都内のコミケ初出展 「ラブライブ!」とコラボ
石川県観光連盟は29日、東京・江東区の東京ビッグサイトで始まった国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」に初めて出展した。金沢市を舞台とするメディアミックス作品「ラブライブ! 蓮ノ空(はすのそら)女学院スクールアイドルクラブ」に登場する場所を巡る「聖地巡礼」を呼び掛けた。 冬のコミケは29、30日に開催され、例年20万人超が訪れる。連盟はブースを設け、同作品と県のマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」がコラボレーションしたパネルを展示。担当者が金沢市内で来年3月まで実施している聖地巡礼のスタンプラリーをPRし、特製観光マップを配布した。 作品には、卯辰山公園や近江町市場、金沢駅の鼓門など、おなじみの観光スポットが登場する。作中で人気キャラクターが通う健民スポレクプラザなども「聖地」の一つとしてファンから人気が高いという。 ブースには、アニメキャラクターをモチーフに仮装したコスプレイヤーや、グッズを大量に抱えたファンらが訪れ、パネルの前で写真撮影などを楽しんだ。来場者からは「もう金沢でスタンプラリーしてきた」などの声も聞かれ、人気の高さも示した。会場にひゃくまんさんが登場すると、アニメファンからも人気を集めた。