「失う物はない」飛び込み・坂井丞が全体11位で準決勝進出 リオ五輪の借りを返す
◇パリオリンピック2024 飛び込み男子板飛び込み 予選(大会12日目=日本時間6日、アクアティクスセンター) 【画像】決勝を決めた荒井祭里選手 飛び込み男子板飛び込み予選に坂井丞選手が出場。合計389.15の全体の11位で予選を通過しました。 リオ五輪から3大会連続出場となる坂井選手は板飛び込み予選に出場。1本目の405Bを69.00の全体14位とすると、2本目の305Bを58.50と得点を伸ばすことができず、17位に順位を下げてしまいます。しかし3本目の5154Bを成功させ71.40と高得点を出すと、その後は205Bを64.50、307Cを56.00、そして最後の107Bを69.75の得点を出し、合計389.15で全体11位。坂井選手は18位までが進むことができる準決勝へと駒を進めました。 試合後、坂井選手は「いい演技がなかなかできなかったですけれども、安定して次につなげられたかなと思うので、とりあえずは合格点かなと思います」とコメント。初めて出場したリオ五輪の時は板飛び込みで予選落ち。今回はその時に果たせなかった準決勝進出を決めました。 「この会場になれましたし、基本的に失う物はない」と口にすると「これでリオの借りは返せたと思うので突き進んで、まずは決勝に行けるように落ち着いてやっていきたいと思います」と意気込みを語りました。