不登校を続けている中学生の息子。義務教育中に不登校になった場合、通信学校に転校させるべきですか?通信学校の学費についても教えてください。
中学生の通信学校の学費
通信学校を検討する際、気になる項目の一つが学費です。子どもが自由に学べる環境を整えたいと考える親は多いでしょう。しかし、学費がかさめば継続的な利用が難しくなってしまいますので、学費について解説します。 通信学校では、一般的に入会金と授業料の2つの費用が発生します。文部科学省の調査によるとそれぞれの費用と割合は、表2の通りです。 表2
「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」を元に筆者が作成 授業料は、1万~5万円の間で設定している施設が多く(表3)、平均額は約3万3000円/月です。 表3
「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」を元に筆者が作成 入会金は、1~3万円の間で設定している施設が多く、平均額は約5万3000円/月です。
不登校なら通信学校も視野に入れよう
子どもが不登校になってしまい、なかなか学校に復帰できない場合は、通信学校の利用も検討しましょう。通信学校ならば、自分のペースで登校し勉強を進められるうえに、同じような境遇の子どももいると考えられるため、子ども同士が親近感をもてるでしょう。 通信学校へ子どもを通わせるためには、入会金や授業料が必要です。施設によって金額は異なるため、通信学校の利用を検討している方は、事前にかかる費用をチェックしておくと良いでしょう。 出典 文部科学省 不登校の現状に関する認識 文部科学省 令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について 文部科学省 小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部