AKB48 18期研究生 新井彩永(さえ)「今は18期研究生と言っているけれど、早くAKB48ですって言えるようになりたい」【連載 なんで令和にAKB48?】
――コンサートデビューはぴあアリーナMMでした。 新井 ステージに立った瞬間、一面サイリウムの景色にとても感動して、泣きそうになりました。『言い訳Maybe』を披露したのですが、私は憧れの前田敦子さんの衣装を着てのパフォーマンスだったので、気合いが入りました。 簡単に袖を通せる衣装じゃないと思ったし、すごい緊張感もありました。 ――前田敦子さんはAKB48の象徴みたいな存在でしたもんね。今、やっていて楽しいことは? 新井 全部を楽しみたいタイプで、もちろんファンの方のパフォーマンスは楽しいですが、レッスンも楽しいです。ダンスがうまくなるのは嬉しいしですし。 ――勉強好きの新井さんとしては、課題を与えられるのが好きなんですかね。 新井 そうかもしれないです。日々いろんな挑戦があって、それを達成していく感じが楽しくて。難しい課題が来るとさらに楽しいと思うタイプですね。 ――逆に大変なことってある? 新井 UNLAMEの活動が始まってからはAKB48との両立が大変でした。 ――UNLAMEオーディションは昨年の9月でしたね。 新井 AKB48自体に入ったばかりだったので、ダンスはあまり上手じゃなくて、コンセプトも普段の私とは離れていたので、受からないだろうなと。審査ごとに順位が発表されて、合格が決まるんですけど、毎回ギリギリで、次は落ちるだろうなとずっと思っていましたし。 ――まもなく、UNLAMEは活動休止になってしまいますが、やってみてどうでした? 新井 楽曲の雰囲気やスタイリングとか、AKB48ではなかったものがたくさんあって、すごい刺激になりました。途中で卒業されちゃったんですけど、NARUMI(倉野尾成美)さんと一緒に活動させていただいて、その経験も自分にとってすごく大きかったなって思います。 ■AKB48に入っていろんな自分と出会えました ――ずっとお話を聞いて思ったのが、新井さんって完璧主義の人というか。 新井 もちろん、「もういいや!」って部分もあるんですけど、変なところにこだわりがあるタイプで。例えば、カップラーメンとかもタイマーをきっちり3分測るタイプなんですよ。しかもタイマーを探すまでに20秒とかかかったら、2分40秒にセットする。あまり気にしてなかったんですけど、成田香姫奈ちゃんから「彩永ちゃんって3分ガチ勢だよね」って言われて、そうなのかと(笑)。 ――前向きで強いイメージもあります。 新井 ファンの方は「もっと弱音とか言っていいんだよ」と言ってくれます。悔しい思いをすることがあっても、「もう嫌だ」とか、「辞めたい」とは思わなくて。私の場合は悔しいから、「もっと頑張りたい」にシフトするんです。 ――でも弱音を聞きたいファンも一定数いますよね。それで応援に熱が入るみたいな。 新井 私的には、「応援しないとダメになってしまうから応援しよう」ではなくて、「頑張っているから応援したいな」と思ってもらえるようにしたいです!
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