セリエAで豊富な実績を持つディ・フランチェスコ新監督

これまで9つのクラブで指揮　photo/Getty Images

今シーズン、セリエA昇格を決めたヴェネツィアは、新監督にエウゼビオ・ディ・フランチェスコが就任することを正式発表した。 ［動画］ジョージアvsポルトガル　ハイライト ディ・フランチェスコ監督とクラブとの契約は25-26シーズン終了までの2年間。彼は今季、フロジノーネを率いてセリエAで18位と低迷し、リーグ戦の終了と共に退任していた。しかし、かねてからヴェネツィアが関心を寄せていると噂されており、今回それが実現した形となった。 ディ・フランチェスコ監督は選手時代、ローマに所属した経歴があり、中田英寿氏ともチームメイトだった。00-01シーズンにはスクデットの獲得に貢献し、イタリア代表にも選出されている。 監督としての実績は、サッスオーロをセリエAに昇格させ、15-16シーズンにはヨーロッパリーグ出場権を獲得。その後はローマの監督としてチームを34年ぶりにチャンピオンズリーグ準決勝まで導くなど、豊富な実績を持っている。今回、ヴェネツィアの監督に就任したことで、10のクラブを率いることになる。 これまで数々の下位クラブにてレベルを引き上げてきたこの新監督の元で、3シーズンぶりにセリエAに復帰するヴェネツィアが、どこまで躍進できるだろうか。その活躍に期待したい。