野木亜紀子新作ドラマ「スロウトレイン」に抜てき、韓国若手俳優チュ・ジョンヒョクに大注目!
松たか子が主演を務め、「アンナチュラル」「海に眠るダイヤモンド」などで知られる野木亜紀子が脚本を手がける新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」 (TBS系・夜9時~)が、1月2日に放送される。松たか子、多部未華子、松坂桃李、星野源という豪華なキャストと共に名を連ねるのが、韓国の俳優チュ・ジョンヒョクだ。一体チュ・ジョンヒョクとはどんな俳優なのか。 【写真】「スロウトレイン」に出演のチュ・ジョンヒョク 「スロウトレイン」は、〝家族の在り方〟を描くホームドラマ。鎌倉に住む葉子(松)、都子(多部)、潮(松坂)の姉弟に人生の分岐点が訪れ、物語は韓国の釜山まで広がる。チュ・ジョンヒョクが演じるのは、飲食関連の投資会社で働くオ・ユンスだ。
「D.P. -脱走兵追跡官-」、「ユミの細胞たち」で注目俳優に
チュ・ジョンヒョクは、1991年7月生まれの現在33歳。中学3年生のころから21歳のころまでニュージーランドに留学の経験があり、兵役のため韓国に戻ったのち2015年に俳優デビューを果たした。「とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~」(18年)、「私のIDはカンナム美人」(18年)では端役での出演だったが、徐々に頭角を表し、「D.P. -脱走兵追跡官-」(21年)では第103歩兵師団の憲兵イ・ヒョサン役、「ユミの細胞たち」シリーズではク・ウン(アン・ボヒョン)の会社で働くルイ役など、人気ドラマで存在感を示した。 大きく知名度を上げたのは、22年にヒットした「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(Netflixで配信中)の弁護士クォン・ミヌ役だろう。同作は、韓国では初回の視聴率が0.9%から最終回17.5%にまで上昇し、Netflixのグローバルランキングで非英語・テレビ部門で1位を獲得する人気ぶりだった。 演じたクォン・ミヌは、同期のウ・ヨンウ(パク・ウンビン)を認めず、陥れようとする敵役のポジション。終盤で心境が変化するまで、憎らしい演技が上手すぎて視聴者の反感を買い続けた。ヨンウの周囲が〝いい人〟が多かったからこそ、エリート思考で意地悪だけれど悪人にはなりきれないクォン・ミヌは記憶に残る役柄だった。