【アメリカ大統領選】トランプ氏“勝利宣言”「毎日戦い、アメリカの黄金時代築く」…日本では株価が大幅上昇「400万円の儲け」個人投資家
株価が大幅上昇…個人投資家「400万円の儲け」
運命の大統領選挙には、日本からも熱い視線が向けられていた。 羽田空港の国際線ロビー、アメリカ・デトロイト行きの搭乗口の前では、搭乗を待つ人の中にスマートフォンで大統領選の結果をずっとチェックしている人がいた。 搭乗を待つアメリカ在住の女性: 移民に対して厳しいと思うので、日本に帰国かな、とも考えている。怖いですね。入れなかったらどうしよう、国(アメリカ)に。 搭乗を待つアメリカ在住の男性: うちの子どもたちは、熱狂的なトランプ派なので。どっちみち、アメリカの大統領が代わっても日本の政策は変わらないでしょ。ただ(トランプが勝つと)関税が上がるかもしれないですね。 影響は早くも日本経済に及び、トランプ氏優勢を受け、株価が大幅に上昇した。6日の日経平均株価は上げ幅が1000円を超え、3万9400円台で取引を終えた。 投資家が集まる東京・銀座の「投資家バー」には、“トランプ関連株”で資産が増えたという男性らがいた。 バーにいた個人投資家は「(Qきのうに比べると?)200万円くらい上がっていますね。かなりウハウハですね(笑)」「選挙の結果(トランプ勝利で)アメリカの景気がよくなり、金利が上がるから、(Qきょうだけで儲けはいくら?)400万円」と喜びを隠せずにいた。 なぜトランプ氏の優勢に伴い、株価が上がったのか。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 上席投資戦略研究員の大西耕平さんは「規制緩和等への期待というのが広がる可能性があり、証券、銀行、鉱業、保険、石油、こういった業種(の株価)が上がっている。日本市場でもアメリカでビジネスしている企業が多く、アメリカの政策がグルーバルに波及していく」と分析する。 さらに株価を押し上げる要因となったのが、“円安の進行”だ。トランプ氏が掲げる減税路線などが、ドル高に繋がるとの見方から、円相場では「ドル買い円売り」が進み、一時1ドル=154円台と、約3カ月ぶりの円安水準となった。 今回の勝利で第47代大統領に“返り咲く”トランプ氏。その一挙手一投足に世界が注目している。 (「イット!」11月6日放送より)
イット!