大発会、ミャクミャク登場!「大阪・関西万博開幕まで2ケタ、機運高めたい」大阪証券取引所
大阪、東京などの証券取引所で御用初めの6日、今年最初の取引「大発会」が開かれた。 【画像】大発会、ミャクミャク登場! 先物などデリバティブ(金融派生商品)取引専門の大阪取引所(大阪市中央区北浜)には、晴れ着姿の証券会社の女性社員ら約100人が参加。 4月13日開幕の大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクと、運営する日本国際博覧会協会・石毛博行事務総長らも招かれ、壇上で鐘を打った。 大阪・今宮戎神社の福娘3人による「打ちまーひょ」というかけ声とともに、関係者らが一斉に拍子木を鳴らす「大株(だいかぶ)締め」で活発な取引を祈願した。 2025年の干支は「乙巳(きのとみ)」。これまでの努力や準備が実を結び、再生や復活を意味するとされる。一廻り前の1965(昭和40)年は戦後最長、57か月間の「いざなぎ景気」が始まった。 昨年(2024年)最後の取り引きとなった12月30日の日経平均株価の終値は3万9894円54銭で、年末終値としてはバブル期の1989年を上回り、これまでで最高値となった。 石毛事務総長は挨拶で、「開幕までの日数が2ケタとなり、緊張感が高まっている。万博の機運醸成はもちろん、万博を契機に関西、日本経済の活発化を期待したい」と話した。
ラジオ関西