J.M. WESTONとは誰なのか? メゾンの歴史を紐解く巡回展が、青山と京都にて開催中です
町の靴工場から世界屈指のシューメーカーへ
2024年の2月までパリのマレ地区に構えるギャラリー・ブティックで開催していたJ.M. WESTON(ジェイエムウエストン)による「Who are you, J.M. WESTON?」展が、現在、青山店・京都BAL店の2店舗にて巡回開催中です。 ウエストンといえば? 素敵に履かれた、名作180たちの画像を見る
アーティスティック・イメージ&カルチャーディレクターのオリヴィエ・サイヤールが美術館キュレーターとしてのキャリアを活かし、靴やメゾンを題材にした今回の展示は、永く愛され続けているアイコンシューズや社の歴史を、語り継がれているエピソードやアーカイブ資料を通して紐解いていくもの。
町の靴工場から世界的なシューメーカーへと発展していく軌跡を、ジオラマのようなディスプレイとシューズで視覚的に表現し、ジェイエムウエストンのアーティスティック・イメージ&カルチャーディレクターを務めるオリヴィエ・サイヤールに導かれ、『J.M. WESTONとは誰なのか? J.M.が示すものとは?』――今も謎とされるそのブランド名の由来に思いをめぐらせるミニエキシビションです。
アイコンシューズに加え、各シューズの世界観をその目で感じとれるのはイベント会期中のみ。終了日は未定とのことですが、思い立ったが吉日。ぜひ、この貴重な機会に足を運んでみてください。
今井 康晴