岸井ゆきの、松山ケンイチ NHK土曜ドラマ『お別れホスピタル』 退院していく人が少ない病棟で、最期まで生きることを感じてもらえたら
2024年2月3日より放送が開始されるNHKの土曜ドラマ『お別れホスピタル』。このドラマの新たな出演者が発表されました。また、主演の岸井ゆきのと、準主役の松山ケンイチからのコメントも発表されています。 【写真】白衣で腕組みの松山ケンイチ * * * * * * * ◆療養病棟を舞台に、幅広い出演陣が登場 『お別れホスピタル』は、沖田×華のコミックを原作としたドラマ。末期ガンなど重度の医療ケアが必要な患者や、在宅の望めないガン患者を受け入れる療養病棟を題材にした作品です。 今回発表されたのは、舞台となる「みさき総合病院」の療養病棟医療チームの内田慈、仙道敦子、長村航希、円井わん、山本裕子、国広富之、主役の辺見歩の家族として麻生祐未、小野花梨というキャスティング。 加えて、ドラマを動かす患者とその家族として、古田新太、きたろう、丘みつ子、松金よね子、白川和子、小林勝也、根岸季衣、木村祐一、大後寿々花、鷲尾真知子。田村泰次郎、 筒井真理子、樫山文枝、木野花、高橋惠子、泉ピン子が出演することが発表されました。 多彩な出演陣が発表された『お別れホスピタル』。さらに、主人公の看護師である辺見歩を演じる岸井ゆきの、準主役である医師・広野誠二を演じる松山ケンイチからは、以下のコメントが届いています。
◆予想以上に胸が痛くなる 【主演・辺見歩役 岸井ゆきのからのコメント】 台本で読んでいるときと、実際に患者さんを目の前に演じるのと、感じ方が違うシーンが多くあると感じています。それは自分でもこの患者さんに対してこんなふうに思っていたのか、と思うこともあったし、相手を見ていて、予想以上に胸が痛くなることもありました。 辺見は、看護師という職業上感情が平坦に見えるときもあると思いますが、色んな患者さんや看護師、先生がいる中で、みんなを分かろうとしているというか、何かを否定せず、他人を受け止めようとしていると思います。昨日まで笑っていた人が次の日には亡くなっている。病棟では亡くなってからの最期のケアまで担当します。それが仕事だしそこを描くことがこのドラマの重要な部分だと思います。入院したら退院していく人がほとんどいないこの病棟で、最期まで生きること、今を生きていることを感じてもらえたらと思います。 【医師・広野誠二役 松山ケンイチからのコメント】 このドラマでは色々な事情を抱える患者さんだけでなく、向き合う看護師側の悩みや抱えている問題なども描かれています。何も問題を抱えていない人はおそらくいないと思います。この作品をきっかけに家族や友人とコミュニケーションを取ることで、少しでも生きづらさみたいなものが解消される可能性があるのではないかなと思います。 『お別れホスピタル』は、2024年2月3日からスタート。全4話が毎週土曜に放送予定です。 【放送予定】2024年2月3日(土)スタート 〈全4話〉毎週土曜 22:00~22:49 【総合】 【原作】沖田×華 【脚本】安達奈緒子 【音楽】清水靖晃 【出演】岸井ゆきの(辺見歩)、松山ケンイチ(広野誠二)ほか 【制作統括】小松昌代(NHKエンタープライズ)、松川博敬(NHK) 【演出】柴田岳志、笠浦友愛
「婦人公論.jp」編集部
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