JAおきなわ（沖縄県農業協同組合）などが入居するJA会館＝那覇市壺川（資料写真）

　JAおきなわ（前田典男理事長）は県産マンゴーの新ブランド「プレミアムマンゴー」の販売を6月から始めている。着色は7分以上、糖度15度以上で、JAおきなわが販売する美らマンゴーに次ぐ高級商品。 【写真】2玉1万円の「プレミアムマンゴー」 　「JAおきなわの高級マンゴー」をキャッチコピーに、見た目と味を追求した。JAおきなわ規格のA品よりもさらに高品質で、重量で区分する階級も350グラム以上とされる「2L」となっている。 　生産量は県産マンゴー全体の約1％の希少品で、販売価格は1箱（2玉入り）1万円。主に県外市場を対象にしているが、ファーマーズなどでも販売している。 　2日の新商品発表会で前田理事長は「沖縄の太陽の下で、生産者が大切に育てたものだ。より多くの皆さんに味わってほしい」と語った。 蒟蒻（こんにゃく）ゼリーシリーズ第6弾として「マンゴー蒟蒻ゼリー」の販売も始めた。県産マンゴー果汁を使用し、まろやかな甘さと爽やかな香りが楽しめる。 　規格外マンゴーを加工商品として活用しており、食品ロスを減らすことも目的とする。希望小売価格は税抜きで180円。