「古橋や旗手はうまくやっているが...」セルティックの補強戦略をOBが疑問視「大金をもらって座っているだけの選手も大勢いる」
「加入するすべての選手がプレッシャーに対処できるわけではない」
古橋亨梧や旗手怜央、前田大然らが所属するセルティックは、すでに新シーズンに向けて始動している。だが、この夏はまだ目立った補強がなく、サポーターはやきもきしている。一方で、人員整理も必要な状況だ。 【PHOTO】久保建英、長谷川唯らがモデルとなった日本代表の新ユニホーム OBのスコット・アレンは、適切なチーム編成で層に厚みをもたせることが必要と考えているようだ。そのために、クラブは人材を見極めているのではないかと話している。 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、アレンは『BBC Sport』で「ここ数年の欧州での出来から、ファンはそれ(層の変化)を求めている」と述べた。 「アジアから来た選手の一部は本当にうまくやっている。ハタテやキョウゴだ。でも、セルティックから大金をもらいながらピッチサイドで座るだけで、試合に出ていない選手も大勢いる」 「(グラスゴーの)どちらのチームもユースから誰か出てきたか? おそらく、この数年は十分でなかった。どちらのクラブも変化があるだろう。だが、セルティックは今回、我慢をして、適切な選手を探しているようだ」 コメントを紹介した67 HAIL HAILは、「加入するすべての選手がプレッシャーに対処できるわけではない」と報じている。 「ブレンダン・ロジャーズ監督とスタッフは、そのミスを犯す余地を最小限にする方法を見つけなければいけない。高いレベルの選手たちを狙うのがその方法かもしれないが、競争にもつながる。だからこそ、セルティックのファンは補強を待たされているのかもしれない。いずれにしても、リーグ開幕まで1か月を切っており、サポーターがそれほど待たなくてすむことが願われる」 ロジャーズが復帰して1年目だった昨季、スタイルを変えたセルティックは、アンジェ・ポステコグルー体制のように国内を支配するに至らず、難しいシーズンを過ごした。それでも2冠を達成し、来季はさらなる飛躍を目指す。その新シーズンに臨むスカッドは、どのような編成となるのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部