<ここに注目>明徳義塾の左腕・代木と機動力の仙台育英が対決 選抜高校野球
仙台育英・島貫丞主将の話
(対戦相手の明徳義塾は)代木投手を中心に堅い守りのチームで完成度が高いと思う。しっかり準備して戦いたい。(チームの状態は)非常に整理され、大会に向けて順調に進んでいる。
春は2年連続14回目 駅伝やラグビーも全国大会常連
1905(明治38)年、私塾「育英塾」として加藤利吉氏が創立した私立校で、野球部は30年に創部した。 センバツは2年連続14回目、夏の大会も28回出場している。最高成績は89年夏、2001年春、15年夏の準優勝。主なOBは上林誠知(ソフトバンク)、郡司裕也(中日)、平沢大河(ロッテ)ら。 部活動は文化部・運動部ともに盛んで、書道部は昨年の「書の甲子園」(国際高校生選抜書展)で準優勝した。陸上競技部は全国高校駅伝に男子が7年連続31回、女子も29年連続29回出場している。ラグビー部やサッカー部なども全国大会の常連として知られる。
「感謝の気持ち忘れずに」OBのロッテ・平沢大河内野手
選抜高校野球大会の出場おめでとうございます。東北地方の学校は、まだ甲子園で優勝したことがないので、東北地方初の優勝を目指して頑張ってほしいと願っています。 (仙台育英の3年生だった)2015年夏の大会で準優勝しましたが、球場の雰囲気はすごかったですし、僕らをすごく応援してくれている感じがしました。決勝は途中追いついて勝てるかなと思ったしなんとかしたかったのですが、なかなかうまくはいかず、負けてしまいました。 大会当初は、「初戦に勝てればいいね」とチームメートとも話していたのですが、初戦に勝って試合を重ねるごとに、負けたくないという気持ちがどんどん強くなっていったのを覚えています。 このようなコロナ禍ですが、たくさんの方のご尽力で大会が開催されることに感謝の気持ちを忘れずに頑張ってください。