三菱 タウンボックスを一部改良。トランスミッションはトルコンATからCVTに
LEDヘッドランプなど快適装備も充実させた
2024年3月14日、三菱自動車工業(以下、三菱)は軽乗用車のタウンボックスを一部改良して販売を開始した。 【写真はこちら】全グレードにLEDヘッドランプ、助手席シートバックテーブル、電動格納式リモコンドアミラーなど、装備を充実(全6枚) タウンボックスは、三菱の軽ワンボックス乗用車だ。スズキ エブリイワゴンのOEM供給モデルで、商用車はミニキャブバン(こちらはエブリイのOEM供給モデル)となる。初代は1999年に登場し(これは三菱オリジナル)、2014年に登場した2代目からOEM供給モデルとなり、現行型は2015年に登場した3代目となる。 今回の一部改良では、全グレードでトランスミッションを4速トルコンATからCVTに変更した。また、全グレードにLEDヘッドランプ、助手席シートバックテーブル、電動格納式リモコンドアミラー(LEDターンランプ・リモート格納付き)、本革巻ステアリングホイールを標準装備するなどし、装備を充実させた。 パワートレーンは従来型と同じ、直3ターボエンジンをフロントシート下に搭載するセミキャブオーバーで、2WD(RWD)と4WDが用意されるが、4WDは機械式から電子制御式に変更し、2WD/4WD オート/4WD ロックの3モードを設定。さらに「ぬかるみ脱出アシスト」を採用し、ぬかるみ・砂地等からの脱出性能など、走破性を向上させている。グレードと車両価格は、以下のとおりだ。
三菱 タウンボックス 概容と主要諸元
■三菱 タウンボックス グレードと車両価格(税込) G(2WD/4WD):192万1700円/207万5700円 Gスペシャル(2WD/4WD):199万5400円/214万9400円 なお、タウンボックスの商用版であるミニキャブバンも同様に一部改良された。ほとんどのグレードがトランスミッションをCVTに変更し、上級グレードにはLEDヘッドライトや運転席シートヒーター、助手席シートバックテーブルを標準装備するなど、快適性を向上させている。 ■三菱 タウンボックス G 主要諸元 ●全長×全幅×全高:3395×1475×1910mm ●ホイールベース:2730mm ●車両重量:980kg ●エンジン:直3 DOHCターボ ●総排気量:658cc ●最高出力:47kW(64ps)/6000rpm ●最大トルク:95Nm(9.7㎏m)/3000rpm ●トランスミッション:CVT ●駆動方式:FR ●燃料・タンク容量:レギュラー・37L ●WLTCモード燃費:15.1km/L ●タイヤサイズ:165/60R14 ●当時の車両価格(税込):192万1700円
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