「代わりはオランダ人の…」サッカー日本代表とも対戦へ!インドネシア代表の新監督が決定「ファンには不評だが…」
インドネシアサッカー協会は現地時間8日、解任したシン・テヨン前監督の後任として、48歳のパトリック・クライファート氏がインドネシア代表の新監督に就任することを発表した。契約期間は2027年までだが、延長オプションが付いていると、英メディア『サウスチャイナ・モーニングポスト』が報じている。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 シン・テヨン前監督はFIFAランキング127位のインドネシア代表を強化し、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)へ導いた。これまでの6試合で1勝3分2敗の勝ち点6で3位につけており、ワールドカップ出場へ向けて確実に前進している。しかし、突如としてシン・テヨン前監督は解任され、インドネシア代表は後任探しに動いていた。その理由について、同メディアは匿名を条件に関係者にインタビューを行い「シンはヨーロッパの選手たちとのコミュニケーションに問題を抱えていた。そのため、代わりはオランダ人監督となる」との証言を得ている。オランダからの帰化選手が多いインドネシア代表にとって最適な人選なのかもしれない。 インドネシア代表の新監督に就任したクライファート氏は、現役時代にアヤックスでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に貢献し、ミランやバルセロナなどでプレーした経験を持っている。現役引退後は監督業に転身し、キュラソー代表監督などを務めたことがある。ただ、監督業では目立った功績を残しておらず、同メディアは「インドネシアサッカー協会の役員は、クライファート氏の起用は依然としてシン氏を支持するファンの間で不評であったことを認めた」と報じており、現時点の期待度は低いようだ。今後、インドネシア代表は3月20日にオーストラリア代表と対戦し、バーレーン代表や中国代表との試合を経て、6月10日に日本代表と対戦する予定となっている。
フットボールチャンネル編集部