障害者、健常者が一緒に躍動 芸術監督「変革の場に」
【パリ共同】28日に行われるパリ・パラリンピックの開会式のリハーサルが26日、会場となるパリ中心部のコンコルド広場で一部公開され、車いすに乗った障害者が健常者と一緒にリズミカルな音楽に合わせてダンスを踊る演出がお披露目された。芸術監督を務めるトマ・ジョリ氏は「『コンコルド』はフランス語で融和という意味。(共生社会の実現へ)社会の変革の場になることを願いたい」と語った。 11日に閉幕した五輪から約2週間で、スケートボードなどの都市型競技の会場が仮設されていた広場は式典の仕様に様変わり。リハーサルでは、片足のダンサーと共に松葉づえを突いた大勢の健常者が踊る演出もあった。