特定外来生物「オオヒキガエル」 本島中部で初確認 「毒液」に注意、沖縄県と環境省が通報呼びかけ
沖縄県と環境省は24日、本島に定着していない特定外来生物オオヒキガエル1匹が沖縄市比屋根の住宅地で確認されたと発表した。 【写真】「菓子の包み紙かと…」絶滅危惧種の青いカエル 沖縄やんばるで大きく成長
本島での確認は4例目で、本島中部では初めて。「毒液を出す場合があるので、直接素手で触らないように」と注意を呼びかけている。 発見されたのは、15日午後8時ごろ。体長13・5センチ、体重230グラムのメスで、市民が捕獲し、県へ通報があった。 オオヒキガエルは繁殖力が強く昆虫などを大量に捕食するなど、生態系への影響が大きい。県の周辺調査では他のオオヒキガエルは見つかっていないが、潜んでいる可能性があるとして、情報提供を求めている。通報先は、県自然保護課、電話098(866)2243または環境省沖縄奄美自然環境事務所、電話098(836)6400。 (南彰)
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