河童の池に人面魚「これまで気づかず驚いた」…胸びれの上には赤いハートマーク、正体は?
河童(かっぱ)のガジロウが登場することで知られる兵庫県福崎町の辻川山公園の池に、模様が人の顔のように見える「人面魚」が出現した。町は、河童と人面魚の「共演」を見てもらおうと、池のほとりに写真付きの看板を設置。「人面魚を探そう!!」と呼びかけている。 【写真】電動アシスト付き自転車「Eバイク」を使った町内観光を促すガジロウ
人面魚は11月18日、旅行客が見つけ、町観光協会に連絡があった。その後、町職員が確認し、写真撮影に成功した。正体はニシキゴイで、体長は推定約40センチ。白地に黒と赤のまだら模様が入り、頭部付近の模様が人の顔を思わせる。左側の胸びれの上には赤いハートマークも浮かんでいる。
池には約20匹のニシキゴイがいるといい、観光客らが与える餌などを食べて成長したらしい。
町地域振興課の担当者は「これまで全く気づかず、驚いている。河童と人面魚が仲良くすむ池を見に来て」とアピール。ガジロウは午前9時~午後6時に15分間隔で池から水面に出てくることから、運が良ければ両者の姿を同時に見られるかもしれない。