鷹・今宮は現状維持の3億円 ベストナインも「僕の中で100%の結果にはならなかった」
打率.262、6本塁打、39打点で「納得がいくというところまでは正直ない」
ソフトバンクの今宮健太内野手が4日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3億円でサインした。2年契約最終年となる今季は133試合に出場して打率.262、6本塁打、39打点をマーク。2年ぶり4度目となるベストナインに輝いた。(金額は推定) 【画像】契約更改で顔を真っ赤して激怒…提示に納得がいかない選手 2022年オフには年俸3億円プラス出来高払いの2年契約を締結。一定の条件を満たせば1年契約が延長されるオプション付きだった。今季が2年契約の最終年だったが、会見で今宮は「サインしました。そのまま、延長とかではないですけど、もう1年。来年までという感じで。金額は全く変わりません」と語った。 今季、8月4日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)で遊撃手としての出場が1532試合となり、松井稼頭央氏が持っていたパ・リーグ記録を塗り替えた。堅実な守備と打撃は健在で、4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。球団からは「よく頑張ってくれた」と言われたが「僕の中では100%という結果にはならなかったので。球団の方には来年も頑張ってくれ、と」と明かした。 100%の数字については「納得がいくというところまでは正直ないですし、もっと高い数字を残して後ろに回したかったなという思いはあるんですけど……ないですね」と語った。 来季に向けて小久保裕紀監督から春季キャンプの「S班」に指名されており、来年2月上旬の調整を一任されている。「2月1日から動けるように。毎年と同じように動いていきたいなと思いますし、来年の競争というのは今から始まっているので」と来季への決意を示した。
Full-Count編集部