家を買った友人が「年末ぎりぎりに住み始めたら、控除を4万円多く受けられた!」と発言。1月に住み始めるのと比べて「お得」なの? 控除額をシミュレーション
いつ入居すべき? 年末に間に合わない場合の注意点
住宅ローン控除を考慮すると年末に入居したいところですが、引っ越しのタイミングは家族の都合や新居の準備状況によって異なります。では、年末に入居が間に合わなかった場合はどうなるのでしょうか? 仮に1月に入居した場合、ローン残高が減少した分控除額は減りますが、当然住宅ローン控除は適用されます。無理やり早めに入居して後々後悔するくらいなら、しっかりと準備をして1月以降の入居を検討した方が良いかもしれません。 とは言え、やはり可能であれば12月中に入居した方がお得ではあります。不動産会社に12月に入居したい旨を早めに相談したり、物件の引き渡し時期を契約前によく確認しておくのが良いでしょう。
まとめ
年末に新築物件に入居することで、住宅ローン控除の面で最大限の控除が受けられる可能性があります。1月入居との差は一見小さいように思えますが、10年分の累計で考えると大きな差が出ることもあります。 これからローンを使った住宅取得を考えている場合、可能であれば引き渡しのスケジュール時期を考慮してみるのも良いでしょう。 出典 国税庁 No.1212 一般住宅の新築等をした場合(住宅借入金等特別控除) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部