「この怒りをぶつけなければならない」孤軍奮闘のイタリア代表守護神が巻き返しを誓う「運命はまだ僕らの手の中に」【EURO】
8セーブの活躍でひとり気を吐いた
現地時間6月20日、ドイツで開催されているEURO2024のグループステージ第2節(B組)で、前回王者のイタリアが優勝候補のスペインと対戦。0-1で敗北を喫した。 【PHOTO】EURO2024を華やかに彩る各国サポーターを特集! スコアこそ僅差だが、シュート数は4本対20本と圧倒されたイタリアの中で、孤軍奮闘したのがGKのジャンルイジ・ドンナルンマだ。 開始早々にMFペドリのヘディングシュートを右手一本で防ぐと、その後も好守を連発し、この試合だけで8本のセーブを記録。55分に不運なオウンゴールで失点したが、スペインが放った枠内シュートを全てセーブする圧巻の活躍を披露した。 イタリア代表の主将も務める25歳の守護神は、「我々は十分なクオリティを見せることができなかった。あれだけミスを繰り返せば、必ず報いをうけることになるだろう」と試合を振り返った。 スペインにグループステージ1位を譲ったが、24日のクロアチア戦に引き分け以上なら2位でのGS突破が確定する。 ドンナルンマは「この試合での怒りを最終戦にぶつけなければならない。運命はまだ僕らの手の中にある。クロアチア戦でやるべきことはたくさんあるが、僕たちはそれを成し遂げることができる」と巻き返しを誓った。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部