35歳以上で結婚した人がやっていた「不利な条件」を「魅力」に変える方法とは?
仕事でもプライベートでもある程度の経験を積んで来た、35歳以上の素敵な女性を思い浮かべてみてください。そうすると、こんな感じのイメージが浮かびませんか? ・経験や知識が豊富なので、ちょっとのことでは動じない ・トラブルなどに対しても柔軟な対応が出来て、相手を責めたりしない ・大体のことは自分でやってきたので、他人に期待したり依存せず自立している ・人の痛みがわかり、こちらの気持ちを思いやって接してくれる ・経済的に自分が生活できるだけの費用は稼いでいる 男性がアラフォー女性に求める要素って、こんな感じだと思うんです。逆もまた然り、ですよね。そしてこれらは、私が今まで取材した、35歳以上で結婚した女性たちの共通点でもあります。 40年近く生きて来て「そろそろパートナーが欲しいな」と考えたとき、一緒に暮らすなら、生活に精神的・経済的なゆとりを与えてくれる相手がいいですものね。
もしあなたがアラフォー以上だけどこの要素に当てはまらない、というのなら、その足りない要素を磨けばいいのです。病気で働けない、という人は除いて、もし経済的に自立できていないのならばお給料を上げる努力をする。他人に依存傾向があるなら、「おひとりさま」行動を多くして、人に頼りすぎるのをやめてみる。 そうやって自分の「キャパ」を広げると、魅力的になるだけでなく、出会う相手の「キャパ」も広がります。その理由は、対人関係って仕事でも恋愛でも、同じくらいのレベル同士でしか引き合わないものだから。だから周りに「イイ男が居ない」って思っているなら、あなたのレベルを上げた方が早いです。 「足りないもの」を埋めるための結婚ではなくて、お互い自立した人間同士が支え合う。これがアラフォーが目指すべき、成熟したパートナーシップの形。年齢を「魅力」に変えて行けられれば、それに相応しい相手と、きっと出会えるはず! 包容力については以前も詳しく書いているので、よろしかったら参考にしてみてくださいね。
Profile・さかいもゆる
ライター、恋愛コラムニスト。バツイチ先生中の人。幸せな結婚とは何かを考えるのがライフワーク。講談社mi-mollet「教えて! 晩婚さん」、小学館Web Domani「バツイチわらしべ長者」など、恋愛結婚のインタビュー読み物を中心に連載執筆中。