母の思いがたっぷり詰まった「お結びとみそ汁」古民家で味わう “とっておきの朝ごはん” 《長崎》
NIB長崎国際テレビ
長崎市の古民家で味わえる栄養満点の「朝ごはん」。 二人の母が真心込めたおむすびは、心と体をあたたかくします。
のれんに書かれた「お結び」の文字と、大きなおむすびのオブジェ。 長崎市梅香崎町にある古民家レンタルスペース「梅香崎商店 Hana mo mi mo」で、月に2回ほど開かれる「朝ごはんの日」です。 コンセプトは「心も体も目覚めさせ、充実した1日を」。
運営するのは川﨑奈央さんと、管理栄養士の資格を持つ揚野歩さん。 2人は、同じ歳の子どもがいる母親です。
(揚野 歩さん) 「朝ごはんの大切さを知ってほしいというのと、米をしっかり食べてほしい。みそ汁もしっかり食べてほしい。管理栄養士というより母親としての気持ち」 仕事や学校に行く前に、朝ごはんをしっかり食べて1日をスタートさせてほしいと、今年の春ごろにオープン。
こだわりの朝食、メニューは塩むすびと『お楽しみ結び』とみそ汁のセットです。 『お楽しみ結び』は毎回種類を変えていて、この日は 蚊焼干しのサバを使った「サバみりん」のほか、自家製の梅干し入りの「とろろ昆布」、旬の食材 “さつまいも” の炊き込みごはんの3種類。
その中から、好みの味が選べます。 (川﨑奈央さん) 「県内の物を使って作ることと、生産者の顔が見えることも大事」 (揚野 歩さん) 「あとは季節の物をすごく大切にしている」
厳選した安心で安全な素材で作られた栄養たっぷりの手作り朝ごはんは「元気が出る」と評判です。 (来店者) 「おいしい。最高!ぼくの友だち全員来ている。朝から来るのが楽しみ」
(小学生) 「おいしかった。さつまいも」 (来店者) 「ここの場所もいいし、来てる人たちの雰囲気もいいので大好き。どれでも美味しいが、塩むすびがシンプルで好き」 テイクアウトにも対応しています。商品を包む袋にもあるこだわりが…。
(川﨑奈央さん) 「使わなくなったハンカチをお客様が持ってきてくれてそれを使っている。紙袋やビニールよりもそっちがちょっといいかな、うれしい」