王者・駒大は篠原倖太朗、伊藤蒼唯、桑田駿介らをエントリー 佐藤圭汰はメンバー外/出雲駅伝
大学三大駅伝開幕戦の「出雲全日本大学選抜駅伝競走」(出雲駅伝)は14日、出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの6区間45.1キロで行われる。大会事務局は8日、各大学のエントリーを発表した。 【写真】U20日本選手権では3位に入った駒大注目ルーキー・桑田駿介 前回大会では駒大が1区から一度も首位を譲らず完全優勝で2連覇を達成。3連覇を狙う常勝軍団は前回1区間賞で主将の篠原倖太朗(4年)、前回4区区間2位で地元の出雲市出身の伊藤蒼唯(3年)、前回3区区間2位の山川拓馬(3年)、注目ルーキーの桑田駿介(1年)らをエントリーした。 鈴木芽吹(現・トヨタ自動車)ら強力な世代が卒業した駒大は春のトラックシーズンで苦戦。前回2区区間賞の佐藤圭汰(3年)が故障のため外れたのも痛いが、夏合宿を経て駅伝シーズンに向けて戦力が整いつつある。大学2年時にハーフマラソンで日本人学生記録(1時間0分11秒)を樹立した篠原は、9月28日のアスレチックスチャレンジ杯(新潟)で屋外5000メートルでも13分15秒70の日本人学生記録をマークした。続く29日の日体大長距離競技会(横浜健志台キャンパス)では伊藤や1月の箱根駅伝で6区を走った帰山侑大(3年)らが好走。6月のU20日本選手権(新潟)男子5000メートルで3位に入った桑田は自己ベストの13分39秒47を出し、駅伝シーズンに向けて弾みをつけた。藤色の常勝軍団が、今年も一丸となって大会6度目の優勝を目指す。 【以下がエントリー選手】篠原倖太朗(4年)、金谷紘大(4年)、伊藤蒼唯(3年)、帰山侑大(3年)、山川拓馬(3年)、工藤信太朗(2年)、島子公佑(2年)、安原海晴(2年)、桑田駿介(1年)、谷中晴(1年)