「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」TROYCA制作で25年にTVアニメ化 主演に石川由依
ファンタジー小説「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」(オーバーラップ刊)が2025年にテレビアニメ化されることが決定した。主人公のフィリア・アデナウアー役を石川由依が担当する。アニメ化発表PVとティザービジュアルが公開されている。 冬月光輝氏による原作は、シリーズ累計150万部を突破する人気作。小説投稿サイト「小説家になろう」での本編連終了後は、書籍版で書き下ろしストーリーが展開されている。ジルトニア王国で、代々国の守護を担う「聖女」を輩出する家系に生まれたフィリアは、厳しい教育により歴代最高と評されるほどの実力を身につける。だが「完璧すぎて可愛げがない」と周囲に疎まれ、第二王子との婚約を破棄されたうえ、聖女の不在に苦しむ隣国パルナコルタ王国へと売り渡されてしまう。悲惨な待遇を覚悟して隣国に足を踏み入れたフィリアを待っていたのは、予想外の大歓迎だった。ウェブ漫画サイト「コミックガルド」ではコミカライズが連載中。 アニメ化発表PVには“笑わない”聖女であるフィリアが、母国であるジルトニア王国の城から旅立つ様子を収録。ティザービジュアルには、花びらが舞い散るなかで、フィリアがはかなげな表情を浮かべる様子が描かれている。 監督には「忍の一時」の渡部周を迎え、シリーズ構成を「五等分の花嫁」の大知慶一郎、キャラクターデザインを「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」の山本周平が担当。「忍の一時」のTROYCAがアニメーション制作を担う。 フィリア役の石川、渡部監督、原作関係者からのコメント全文は以下の通り。 【石川由依(フィリア・アデナウアー役)】 私が演じるフィリアは、生まれ故郷でひどい扱いを受けています。 でもきっと、そんなフィリアの心をもほぐしてしまうのではないかと思うくらい、「完璧聖女」のアフレコ現場はとっても和やかでいつも楽しいです。 完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄されたフィリアが隣国に売られてどうなっていくのか。 そして残された妹のミアはどうするのか。 とっても健気で想い合っている2人の姉妹を、ぜひあたたかく見守ってください! 【渡部周(監督)】 「完璧なのに売られるの?」から始まったこの作品との出会いからアニメ監督として関わることになりました。 聖女として成長していく主人公フィリアと彼女と交わる周りの人々との物語を、楽しく見てもらえるとうれしいです。 ぜひともよろしくお願いします。 【冬月光輝(原作)】 皆さまのおかげで完璧聖女のアニメ化が決定いたしました! 携わってくださった方々、応援してくださった読者さまに、心より感謝申し上げます! お話をいただいたときは、人生でこんなにうれしいことがあるのかと……浮かれてしまいました。 今は、フィリアとミアがアニメーションで活躍する姿を早く皆さまに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです! 完璧すぎるアニメが完成しつつありますので、ぜひともよろしくお願いいたします! 【昌未(キャラクター原案)】 完璧聖女アニメ化おめでとうございます! これまで小説、コミカライズを応援してくださっていた皆様からはじまり、アニメ化を通してフィリアたちキャラクターがたくさんの人との出逢いをもてることをうれしく思います。 【綾北まご(コミカライズ)】 「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」がアニメ化です! しかもトロイカさんと聞いた時目が飛び出ました。 原作小説、コミカライズともまた違ったアニメならではの新しいフィリアの物語をひとりのオタクとして楽しみにしております。