音楽プロデューサー・川添象郎が死去、荒井由実やYMOを世に送り出す
音楽プロデューサーの川添象郎が9月8日に死去した。 川添は今年2月より入院していたとのこと。川添とともにSoulJa「ここにいるよ」、そのアンサーソングである青山テルマ「そばにいるね」をヒットさせ、Yellow Magic Orchestraの楽曲をカバーするプロジェクト・Princessnextを共同で手がけていた芸能事務所FORZA RECORDの代表取締役・大郷剛は、X(Twitter)にて彼の死去を報告。Princessnextについて「遺作となった音楽プロジェクトは責任持って進めて行きます」と語っている。 【写真】晩年の川添象郎 1941年生まれの川添は、ミュージカル「ヘアー」来日公演のプロデュース、日本初のインディーズレーベルであるマッシュルームレーベルや、荒井由実、YMOらを輩出したアルファレコードの設立など、プロデューサーとして日本の音楽史に数々の伝説を残してきた。父は東京・飯倉のイタリアンレストラン・キャンティの創業者・川添浩史で、幕末に大政奉還を実現させた後藤象二郎は曽祖父にあたる。