北京五輪団体銀メンバー全員集合 宇野昌磨さん「みんな僕を忘れずに」当時の衣装でメダルお披露目
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯から一夜明けた10日、会場の東京・国立代々木競技場では、エキシビションが行われた。 【写真】エキシビションの合間に登場した北京五輪団体銀メダルのメンバー エキシビションの間には、2022年北京五輪団体で銀メダルを獲得したメンバーが全員、当時の衣装を身にまとって登場。ファンにようやくメダルをお披露目した。代表して、現役引退した宇野昌磨さんがあいさつし、「まずはこの場を設けていただきうれしく思います。無事みなさんの元にメダルが届きましたし、この銀メダルはこのチームが一丸となってなし得た結果」と改めて喜びを報告した。 宇野さんは、8月にパリで行われた北京五輪メダル授与式に参加できなかったが、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、坂本花織(シスメックス)、樋口新葉(ノエビア)らは指に宇野の名前を書いて、出席していた。このことを知った宇野さんは「僕をみんなは忘れずに、指に書いてもらったりして本当にうれしかった」と感謝。最後に「僕は現役引退してますけども、これからそれぞれがそれぞれの道をより精進して行くと思います。ほんとに応援ありがとうございました」とコメントした。 北京五輪では団体で初の銀メダルを獲得。男子は宇野さん、鍵山、女子は樋口、坂本、ペアは三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、アイスダンスは小松原美里さん、尊組が出場した。
報知新聞社