月島琉衣、経験者の視点で全力サポート 全国高校サッカー大会の応援マネジャーに就任
「第103回全国高校サッカー選手権大会」日本テレビ系 12月28日~1月13日 10代向けファッション誌の専属モデルを務める傍ら、今年は日本テレビ系の連続ドラマ「街並み照らすヤツら」に出演するなど俳優の道も切り開いている高校2年生。ある日、マネジャーに食事に誘われ、店内で手紙を渡された。それは3枚つづりで、1枚目に「いつも頑張ってくれてありがとう」、2枚目には「20代目」の文字があり、「何のことかな」と思って3枚目を見ると「全国高校サッカー選手権応援マネジャー就任おめでとう」と記されていた。意表を突いたユニークな発表に戸惑いながらも、「やりたいとずっと口にしていたので、うれしかったです。奇跡のよう」と、その瞬間を思い出して声を弾ませる。 大会は28日から来年1月13日まで開催。試合は日テレ系で放送される。これまでの応援マネジャーと異なる点は、20代目にして初のサッカー経験者。小学校3年生から6年生までクラブチームでボールを追いかけていた。 「みんなでパスをつないで得点を決めたときは円陣を組んで喜んでいました。6年生の時にキャプテンになってからはみんなをまとめたり、声をかけたり、それも楽しかったです」と振り返る。 選手たちへの取材も役目としてあり、その項目に「練習量」「監督からのアドバイスの詳細」など経験者ならではの視点を加えた。「自分の経験を思い出しながら全力でサポートして、背中を押してあげられたら」と選手たちに寄り添い、「どんな結果になっても、楽しかった、悔いはないと言ってほしい。一生の思い出にしてほしいです」と力を込める。 28日に東京・国立競技場で大観衆の中で行われる開会式。入場行進で選手たちを先導することも重要な役目だ。「応援マネジャーにしかできない貴重な経験。競技場の景色を目に焼き付けたい」と楽しみにし、挑戦したいことに試合中継への参加を挙げた。「放送席に座って、実況アナウンサーの方に『今のプレー、どうでした?月島さん』って聞いてもらいたい。応援マネジャーが解説もするって面白いですよね」と期待を込めた。 選手たちが目標の一つに掲げるのがプロの選手。自身は憧れの選手に、イングランド・プレミアリーグで活躍するブライトン所属の三笘薫選手を挙げ、「毎試合、結果を出すから」と理由を語る。守備で三笘選手と相対するシーンを想像してもらうと、「なかなか走りを止められないと思うので、イエローカードが出ない程度に体当たりでボールを取って、自分がどんどん前に出ていくというイメージです」。サッカー経験者ならではの受け答えは終始、取材陣を沸かせた。