師走相場の大波に乗る「もうはまだなり」の銘柄はこれだ!
年末のイルミネーションが全国各地で「復活」している。師走相場はまだ終わっていないはずだ(写真:Hiroko/PIXTA)
「選挙と決算発表」という秋の注目イベントを経て、日本の株式市場はアノマリーに沿った年末高に向けての態勢が整いつつある。衆議院選挙では与党が安定多数を確保、財政支出が過去最大の55兆7000億円となる大型の経済対策も決定して、第2次岸田文雄内閣が経済再生に向けて本格的に始動する。 そして、株式市場が注目していた3月期決算企業の中間(4~9月)決算発表。半導体不足だけではないサプライチェーンの混乱や原油をはじめとする資源・エネルギー価格の高騰が企業の業績に及ぼす影響が懸念されていた。 とくに、3カ月前の第1四半期の決算では製造業の好調が目立ち、全体を牽引していただけに、製造業の業績が変調をきたせば、株式相場への影響が大きいとの不安を抱えて迎えた決算発表シーズンだった。
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有沢 正一