廃棄予定の『二宮金次郎の像』55万円超で落札 金次郎の「誠実」の教え「次世代に残したい」と願う 全国の学校の校庭から姿を消す金次郎たち
■会社の外からも見えやすい『駐車場』に像を設置 通りがかった人にも伝えたい『金次郎の教え』
さらに、通りがかった人にも金次郎の教えに興味を持ってもらうために、福田さんは外からも見やすい会社の駐車場に像を設置する予定だ。 処分される予定だった二宮金次郎の像は、新しい場所に移され、教えが受け継がれていく。 (関西テレビ記者 原田笑加)
【二宮金次郎とは】
二宮金次郎は江戸時代後期に生まれ、農民出身ながら、治水など農村の改革で活躍した。 終戦まで、修身という道徳教育の教科書に掲載され、苦労しながらも勉学に励む「勤勉」の象徴となった。 昭和の前期には、「薪を背負って、本を読む」二宮金次郎の像を有志たちが地元の小学校に「寄贈」するのがブームとなり、二宮金次郎像が全国的に広がった。 しかし、現在は、学校の統廃合や教育方針の変化から、その姿は減り続けている。 (関西テレビ 2024年6月24日)
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