ベースモデルは量産二輪車で最大の排気量を誇るロケット3シリーズ! トライアンフが偉大なスタントマンの名を冠した限定車を発表
ジャンプスタントのヒーロー、イーベル・クニーヴェル氏への敬意と祝福を込めた限定車
トライアンフモーターサイクルズジャパンは2024年11月12日、「ロケット3」シリーズの特別仕様車を発表した。 【写真はこちら】排気量2458cc!「ロケット3R イーベル・クニーヴェル」の全体・各部 アメリカを代表するスタントマンであり、ショーマンだったロバート・クレイグ・“イーベル”・クニーヴェル氏(1938年10月17日~2007年11月30日)。 1960年代から70年代を中心に、同氏は人生で175回以上のジャンプスタントを披露した。あるときは車を飛び越え、またあるときは大噴水を飛び越え、その模様は全米でテレビ放送もされ、観るものを魅了してきた。ジャンプスタントには、往年のトライアンフ・ボンネビルT120やボンネビルT140が相棒として使われてきた。 そんなイーベル・クニーヴェル氏の名を冠した限定車をこのたびトライアンフは発表した。ベースとなるモデルは量産市販二輪車で世界最大排気量の2458ccインライン3気筒エンジンを搭載した「ロケット3」シリーズだ。 「ロケット3R イーベル・クニーヴェル」「ロケット3GT イーベル・クニーヴェル」の2機種が用意され、各250台ずつ、合計500台限定で販売される。 クロームメッキ仕様の燃料タンクのデザインは、イーベル・クニーヴェル氏のアイコンである爽やかな白いジャンプスーツと星条旗のグラフィックからインスピレーションを得たものだという。シートには氏のサインがゴールドの刺繍で施されている。 また、メーターのスタートアップアニメーションも専用でつくられた。限定車ならではのシリアルナンバーは、エンジンカバープレートに記されている。さらにコレクターズアイテムとして、イーベル・クニーヴェル氏とトライアンフとの物語を綴った限定ハードカバーブックが車体と同じシリアルナンバー入りで付属する。 車両価格は「ロケット3R イーベル・クニーヴェル」が税込342万9000円、「ロケット3GT イーベル・クニーヴェル」が税込349万9000円だ。
webオートバイ編集部