モノづくりのまち・東大阪に「ひがしおおかさ」⁉ 梅雨の季節に「傘アート」展示 ブランド認定品をPR
これからの梅雨の時期を楽しんでもらおうと、彩り豊かな傘を使った芸術作品「アンブレラアート」が大阪府東大阪市役所で展示されている。 【写真】傘メーカー、カムアクロスの日傘「ひがしおおかさ」や雨傘の〝地球〟のアンブレラアートを展示する モノづくりのまちとして知られる東大阪市のブランド認定製品を、季節に合わせてPRしようと、市や東大阪ブランド推進機構が企画。第1弾のアンブレラアートでは、同市の傘メーカー「カムアクロス」のオリジナル傘14本を重ね合わせて球体状にした作品「地球」をはじめ、認定ブランド品で藍染めや草木染めの河内木綿を使った受注生産の高級日傘「ひがしおおかさ」が展示されている。 同社では、なにわの名工(大阪府優秀技能者表彰)に選ばれた80代の男性社員2人が現役で働き、後進の指導にもあたる。展示作品について、今中光昭社長(58)は「傘をさして幸せになれるようなイメージでつくった」と話し、職人たちの技術力を反映した高品質の傘を、東大阪から発信していきたいとの考えを示した。 傘アートの展示は7月11日まで。第2弾の展示は8月以降に計画されている。