<鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎>R15+指定「真生版」が10月4日公開 制作陣が当初想定していた恐怖の物語 “妖しい美しさ”が増して
古賀豪監督は「あれはちょうど1年前、鬼太郎を大人向けのホラー映画にする、という新たな挑戦に取り組む中、どこまで表現が許されるのか、我々スタッフも苦悩苦闘しながら、突き抜ける思いではみ出した半歩を、少しだけ退いたのがPG12版です。大変幸せなことに本作は多くのお客様から応援をいただき、今回“真生版”として、本来作りたかった姿として、劇場公開することとなりました。R15+区分ということでご心配なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、お約束します、“鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版”はレーティングに関わる部分はもちろんなのですが、むしろ映像自体のブラッシュアップに力を入れています。“恐ろしさ”というより、“妖しい美しさ”が増していることでより深く物語に陶酔し、感動していただけることでしょう。ぜひ!劇場でご覧ください」と語っている。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶり。鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。2023年11月に公開され、興行収入が約27億9000万円、観客動員数が約195万人を記録するなどヒットした。「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になった。