【高校野球】センバツ大会 1回戦から強豪対決の好カード 星稜、広陵、作新学院、大阪桐蔭・・・大会100年目の節目、王者に輝くのはどの学校に
大正13年(1924年)に大会がはじまって100年、記念すべき節目の年に、栄冠を手にするのはどの学校か。3月18日から阪神甲子園球場で行われる「第96回選抜高校野球大会」の組み合わせ抽選会が行われ、代表32校の対戦相手が決定しました。 【第1日 3月18日】 八戸学院光星(青森)―関東一(東京) 田辺(和歌山)―星稜(石川) 近江(滋賀)―熊本国府(熊本) 開会式直後の第1試合は、八戸学院光星(青森)と関東一(東京)の実力校が激突。第2試合では、明治神宮大会優勝の星稜(石川)が登場、21世紀枠で選抜された和歌山の田辺と対戦します。 第3試合は好投手、西山恒誠選手を擁する近江(滋賀)が、九州大会で強豪を次々と撃破した熊本国府(熊本)と対戦。経験豊富な近江・多賀章仁監督との対決を前に、31歳の熊本国府・山田祐揮監督は「勉強させていただくつもりで挑みたい、うちの持ち味である集中力を発揮できれば・・・」と秘めたる闘志をのぞかせました。
豊川の主軸、モイセエフ・ニキータ×阿南光の快速右腕、吉岡暖
【第2日 3月19日】 豊川(愛知)―阿南光(徳島) 敦賀気比(福井)―明豊(大分) 学法石川(福島)―健大高崎(群馬) 第2日は大会注目の選手が続々と登場。第1試合で、豊川(愛知)のスラッガー、モイセエフ・ニキータ選手と阿南光(徳島)の快速右腕・吉岡暖投手が対決。第2試合の明豊(大分)と敦賀気比(福井)は、甲子園で数々の名勝負を演じてきた強豪校同士の対戦、明豊の川崎絢平監督は「甲子園だからこそ対戦できる相手。自分たちの力を信じて真正面から戦いたい」と自信をのぞかせました。 第3試合、健大高崎(群馬)の佐藤龍月投手も、レベルの高い関東大会で安定感抜群の投球を見せた、今大会最注目の左腕です。
選手16人の別海 名将が率いる創志学園と対戦
【第3日 3月20日】 創志学園(岡山)―別海(北海道) 山梨学院(山梨)―京都外大西(京都) 耐久(和歌山)―中央学院(千葉) 3日目、第1試合では、選手16人(マネジャーも併せて部員19人)、1年うち半分近くが冬日(最低気温が気温0度以下)というハンデを乗り越えて、見事21世紀枠で初出場を果たした別海(北海道)が、春3回、夏1回の甲子園優勝経験をもつ名将・門馬敬治監督率いる創志学園(岡山)と対戦します。 第2試合は、大会連覇を狙う山梨学院(山梨)が登場、エースの田中遥音投手中心に、近畿大会で決勝進出を果たした京都外大西(京都)と対決。第3試合では、粘り強い戦いぶりで接戦を勝ち抜いて、創部119年目で悲願の甲子園初出場をはたした耐久(和歌山)が、中央学院(千葉)に挑みます。
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