"雇用統計待ち"の株式市場、狙うなら割安&好調の3銘柄
日本株相場は引き続き上値の重い状態となっている(写真:ブルームバーグ)
5月31日の東京株式市場は、前日までの3日続落の反動もあり、後場に入って半導体関連銘柄に買いが入ったのをきっかけに全般に買い戻し機運が高まり、金融株にも上昇するものが目立った。日経平均株価は前日比433円高の3万8487円と、4日ぶりに反発した。 来週(6月3~7日)は、週末7日に予定されている5月の雇用統計発表を前に、米国株市場の動向を注視しながら神経質な推移となりそうだ。高止まり状態にある日米の金利が投資家心理を重くしている。とくに、ダウ平均株価がフシ目の3万8000ドル近辺で踏みとどまれるかに関心が高まる。日本株にとっても今後の動向を占うターニングポイントとなりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万7800~3万8900円とする。
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冨田 康夫