犬の寿命に影響を与える「腸内環境の悪化」4つの原因
ワンコの腸に悪い日常生活
ワンコの腸内環境に悪影響を与えるかもしれない原因を紹介します。 ・ストレス過多 ワンコが下痢や腹痛を引き起こしたりしたら現注意。ストレスを感じているときは交感神経が優位になることが多く、腸の動きが悪くなるといわれています。 ・添加物が多い食事、冷えた食事 食生活の乱れは、腸内環境を悪化させます。ワンコの腸内にも、ビフィズス菌・乳酸菌・酪酸菌など、多くの種類の腸内細菌が生息していますが、それらの細菌の多様性を保つことが、すこやかな腸内環境を保つポイントです。食物繊維が多い食生活に変えてみて! 冷えた食事はダイレクトに体を冷やすのでおすすめしません。 ・口腔内のケアができていない 前にも述べましたが、犬は3~5日で歯石ができますので、歯のお手入れは絶対必要です。犬の歯磨きは"ゆっくり、優しく"が話本。歯磨きガムでは、歯磨きをすることと同じ効果は得られないので、できるだけ歯間きをすることを基本にしてください。終わったらご褒美を忘れずに。 ・生活リズムの乱れ(睡眠不足。運動不足など) 運動不足は悪玉菌の増殖につながるといわれています。また、ワンコも、睡眠不足は自律神経が乱れる原因となり、腸にも悪要を及ぼすといわれています。
林美彩(獣医師),古山範子(監修)