裁判官から質問を受け、椅子投げた疑い…勾留手続き中の男逮捕
神戸地裁地裁尼崎支部で勾留手続きの質問を受けていた際に、椅子を投げて机を壊したとして、兵庫県警甲子園署は14日、同県西宮市甲子園九番町、無職の男(54)を公務執行妨害と器物損壊の両容疑で逮捕した。男は「裁判官の顔や雰囲気が事件の関係者に似ていてカッとなった」と容疑を認めているという。 【写真】兵庫県警察本部
発表では、男は別の器物損壊容疑で同署に逮捕され、9月25日夕、地裁尼崎支部の勾留質問室で裁判官から質問を受けていたところ、近くにあった椅子を投げ飛ばして書記官の事務机に当てて裁判官らの業務を妨害したうえ、事務机2台を壊した疑い。 同署によると、勾留質問室内では男の手錠や腰縄は外され、警察官2人が室外で待機していた。