自転車の「酒気帯び運転」岐阜県内で初摘発 養老署、20代男性に赤切符
岐阜県警養老署は3日、酒気を帯びた状態で自転車を運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、養老郡養老町の20代の男性を摘発した。自転車に酒気帯び運転の罰則が設けられた今月1日の改正道交法施行後、県内では初の摘発。 署によると、男性は3日午後4時15分ごろ、町内の県道で酒気を帯びた状態で自転車を運転した疑い。 町内で自転車を2人乗りする男性を警ら中の署員が発見。呼気1リットル中0・15ミリグラム以上のアルコールが検出されたため、男性に交通切符(赤切符)を交付した。男性は「酒を飲んで運転してはいけないことは知っていた」と話している。署は同乗の同町の20代男性も酒気帯び運転を知っていたとして道交法違反の疑いで調べている。 改正法では、自転車の酒気帯び運転は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。自転車で走行中にスマートフォンを手で持って話すなどの「ながら運転」にも罰則が新設された。
岐阜新聞社