ウィラサクレックジムの刺客らスーパー・ライト級王座決定トーナメントの追加参戦選手を発表【K-1】
「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の追加カード発表会見が8月9日、都内で行われた。 8選手で行われる「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の残る6枠のうち4枠の選手が発表された。 同トーナメントについては7月24日に行われた会見で開催を発表。日本からはKrushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)と元同級王者の鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)の参戦が発表されている。 この日発表されたのはカン・ピナール(トルコ/Mike’s Gym)、トーマス・アギーレ(アルゼンチン/Dojo Serpiente)、メン・ガオフォン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)、ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の4選手。 カルロス菊田K-1プロデューサーは「この4人は各国、それから各団体の王者。その中でも、個人的には中国の選手に注目している。新生K-1の第2章が始まってから中国人選手がベルトを持っていっている。非常に中国人の選手はフィジカルも強くテクニックもある。今回のガオフォン選手がどこまでこれまでの2選手を飛び越えて、王座を取ってくれるのか? そういう雰囲気がある。この選手がどう勝っていくのか? また他の選手がどう切り崩していくのか?がトーナメントのポイントになると思う」などと語った。
K-1の運営を担当する宮田充Krushプロデューサーは「カンビナール選手はK-1の常連ジムであるMike’s Gym所属、トーマス・アギーレ選手はWGPのトップファイターということもあり、3月と7月の勢いを見ても問題なくK-1のリングで暴れてくれるだろうと思う。ヨードクンポン選手は昔、野杁選手と対戦予定だったが、コロナで来日が中止となり、今回が待望の初来日。もともと新生K-1のスタートがスーパー・ライト級。その時はゲーオ・ウィラサクレック選手がぶっちぎりで優勝して初代王者になった。それから10年。今回もウィラサクレック会長が、タイのジムでヨードクンポン選手にみっちりトレーニングをつけている。ここのところムエタイの選手がK-1のリングで暴れてないので、ウィラサクレック会長も心中期するところもあると思うので、穴というか、ムエタイの大暴れに注目したい」などと補足した。 またこの日はリザーブファイトも発表。第1リザーブファイトとして佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 齋藤 紘也(WSRフェアテックス三ノ輪)、第2リザーブファイトとして瑠久(RAUSU GYM)vs 寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)の2試合が行われる。