【大分】パチンコ店で凶悪事件を想定し訓練
大分朝日放送
犯罪が増える年末を前に、大分市のパチンコ店で強盗事件を想定した訓練がありました。 「近づくな、刺すぞ」 県遊戯業協同組合は、毎年この時期に訓練をして万一に備えています。 精算機トラブルを装ってパチンコ店の従業員に声を掛け、包丁をつきつけた後金を盗んで逃走するなど2つの想定でありました。 従業員はすぐに110番通報し、警察に犯人の特徴や逃走経路などを詳しく伝えました。 (被害者役の従業員) 「頭が真っ白になって実際に起きたことを明確に伝えられなかったのかもしれない。落ち着いて的確に伝えることが大事」 (大分中央警察署 是木孝洋生活安全係長) 「年末年始には凶悪事件が発生しやすい傾向にあるので、県民の皆さんには警戒心、警戒力を持ってほしい」 大分県警によりますと、過去10年間県内のパチンコ店や景品買取所での強盗や強盗未遂事件が4件起きていて、すべて犯人は逮捕されています。