侍ジャパン・清水達也「良い緊張感の場面で投げたい」 井端監督が”勝利の方程式”起用明言「フォークは他の投手より落ちがいい」
「ラグザス presents 第3回 プレミア12」(11月9~24日)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の清水達也投手(24)=中日=が30日、宮崎合宿で初めてブルペン投球。井端弘和監督(49)は勝ちパターンの救援として起用する考えを示した。 侍でもしびれる場面で登板が待っていそうだ。ドラゴンズでは僅差の試合終盤に勝ちパターンとして登板する清水。井端監督は日本代表での起用法について「みんな7回、8回あたりをやってもらわないといけない。(清水には)当然そこをやってもらいます」と言い切った。 今大会のメンバーでリリーフを本職とする投手は6人。9回を任されている巨人の守護神・大勢を除いた5人はいずれもセットアッパーとして活躍する。清水は「より良い緊張感を味わえたら今後の野球人生に生きるんじゃないかな。良い緊張感の場面で投げたいというのはある」。緊迫した場面での登板に意欲を示していた。 宮崎合宿2日目にして初めてブルペン入り。フォーク、スプリット、カーブを交えて24球を投じた。滑りやすいとも言われる大会使用球にも「特に気になりませんでした」と心配ご無用の様子。投球練習を見守った井端監督からは「持ち味のフォークは他の投手より落ちがいい。落ち着いてやっていると思います」と高評価を受けた。
中日スポーツ