相模川で見つかった遺体 もう1人の男性作業員(46)と判明
tvkニュース(テレビ神奈川)
先月、相模原市の下水道の工事現場から男性作業員2人が流された事故。その後、相模川で見つかった2人の遺体のうち、身元が判明していなかったもう1人の遺体は現場で作業していた46歳の男性であることが15日分かりました。 この事故は先月19日、相模原市の地下10メートルの下水道管内で、耐震工事をしていた男性作業員2人が雨水に流され、行方が分からなくなっていたものです。 当時、現場では7人が作業をしていて、大雨で急に水位が上昇したため避難を開始しましたが、2人が逃げ遅れたとみられています。 その3日後には工事現場からおよそ6キロ離れた相模川で2人の遺体が見つかり、1人は37歳の男性作業員と確認されていました。 しかし、もう1人の遺体の身元が分からず、神奈川県警がDNA鑑定などで調べを進めたところ、この遺体は千葉県の男性作業員46歳だと確認したということです。 この事故を巡っては、当時非常時に点灯するはずだった警報付きランプが使われた形跡がなかったことや、地上と連絡するためのトランシーバーが故障していたことなどが、市への報告で分かっています。
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