モデル・岩堀せりと食事「大好きな人と“美味しいね”を分かち合う最高の機会!だからこそ料理には自信がない(笑)」
実は料理はストレスだったりします
「私、料理は苦手で、作ることはちょっとストレスだったりもします。でも、『今日は家で食べよう』となると家族は喜ぶし、実際につくったご飯を美味しい!と喜んで食べてくれる。家族に求められるので料理をするけれど、私は外食が好きだからこそ自分に対してもプロレベルの味を求めてしまうので自分の料理に満足することはなかなかないですね。私が食べたいものを作ることはなく、家族が美味しいと言うだろうなと思うものを作る。だって、自分のご飯は食べてもなんだか楽しくないんですもん。やっぱり外食が好き! 美味しいと喜んでくれるのは嬉しいけれど、子どもたちが小さい時のように、毎日これを求められたら大変だなーと密かに思ってます(笑)。 うちの家族は食の趣味が少しずつ違うので、それぞれに好きなメニューを作ることが多いです。とくに朝ご飯はみんなバラバラ。起きる時間に合わせて、それぞれに違う朝ご飯を作ります。娘にはパスタを、息子は何でもOKなタイプなのでそのときあるもので。TAKUROくんは割と料理をする人なので、自分でサクッと用意していることも多いですね。基本、彼は和食が多く、たまに『野菜炒めを作ってください』と言われたら作るぐらいかな」
「唯一、自信を持っているのはお弁当作り! アメリカに住むことになるまでは、毎日子どもたちに作っていました。学校のある日は絶対に持たせないといけないし、外食に逃げられないから腹をくくれるし、子どもたちに渡してしまえば食べるときの反応はわからないから、そこも気楽でよかったですね。でも空っぽのお弁当箱を見て、美味しく食べてくれたんだなと満足できる。ときには冷凍食品にも頼りつつ、メインとサブでおかず3品ほどのシンプルなお弁当。残さないように、栄養面も意識しつつそれぞれの好きなものばかりを入れてました。手の込んだものを作るみたいな感じではなかったけど、けっこう美味しかったんじゃないかなと自負しております。 結婚前は一人暮らしをしたこともなかったし、うちの母が料理上手だったこともあり、私が料理することはゼロ。結婚してから母に教えてもらったり、料理本を読んだりして少しずつ覚えた感じです。私は自分の腕を信用していないので(笑)、適当に作るということはあまりしないですね。いまでも悩んだら冷蔵庫の余った食材でレシピを検索して作る慎重派です。あと、最近はInstagramやTikTokで美味しそうな料理が流れてくると保存しているので、メニューに困ったらそのフォルダを見て選ぶことも多いです。食材を無駄にしたくないからあまりチャレンジはしないし、安心感のあるレシピが好きです。といいながら、調味料は目分量といういい加減な性格が出ちゃったりも(笑)。味見もしないから『ちょっと今日は味が薄いかも?』なんて言いながら食卓に料理を出すとTAKUROくんに『そんなことを言うなら味見すればいいのに』とよくツッコまれています(笑)。 そんな私なので、誰かに料理をふるまうことはなかなかないですね。友達と食事に行ったあとにうちに寄ったタイミングで軽いつまみや小腹を満たす簡単なものを出すことはあるけど、それは酔っ払って気が大きくなっているから(笑)。『私の手料理をふるまうのでぜひ我が家に来てください!』なんて言ったことは人生で一度もないです。 ちなみに、私が夜、小腹が空いたときに作るのは焼きそばかラーメン。友達が家に来て何かをふるまうとしたら大体コリアンラーメンを作って出しています。キムチやしめじを焼き、卵や納豆を入れる。インスタントをそのままで食べるよりも、ちょっとアレンジを加えたほうが格段に美味しくなる♥ 娘の友達もこれが大好きでしょっちゅうリクエストされるし、これだけは自信を持って振る舞える。カンタンなので、みなさんもぜひやってみてください」