「本当に光栄」と奥山大史監督 カンヌ、ある視点部門で初上映
【カンヌ共同】フランス南部で開催中の第77回カンヌ国際映画祭で、斬新な作品を集めた「ある視点」部門に選出された奥山大史監督の「ぼくのお日さま」が19日、上映された。 登壇した奥山監督は「この劇場でワールドプレミア(世界初上映)を迎えられて本当に光栄です」と喜んだ。出演した俳優の池松壮亮さんは「今日の日に、カンヌに、観客の皆さんに感謝します」と笑顔で話した。 映画は北国の田舎町が舞台。フィギュアスケートのコーチ荒川(池松さん)と、彼に憧れるスケート少女のさくら、さくらに見とれてフィギュアの練習を始めたタクヤを巡る物語で、淡く切ない一冬の恋を描く。映画の日本公開は9月の予定。