大のG党・中居正広「強かったなぁ~!」とDeNAの26年ぶり日本一を祝福 予想を覆すのが野球の面白さ
タレントの中居正広(52)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。セ・リーグ3位から下克上で勝ち上がってソフトバンクとの日本シリーズも制し、1998年以来26年ぶりとなる日本一を達成したDeNAを祝福した。 番組が始まるなり、「いやぁ~…プロ野球、面白かったねぇ」としみじみと第一声。大の巨人ファンとして知られるが、「横浜ベイスターズ日本一~!げ・こ・く・じょう~!」と楽しそうな声で発して拍手もしてみせた。 応援する巨人は4年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしながらもクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでDeNAに敗れて日本シリーズ進出ならず。悔しさもあるはずだが、「クライマックスシリーズで阪神に2勝、そのあと、ジャイアンツに4勝。日本シリーズは2連敗したあとの4連勝。ということで、日本一」と改めて説明したうえで「強かったなぁ~!」と明るい声でDeNAを称えた。 そして、「野球ってね。なんで僕が好きなのかな。自分が天然で好きなものってあるでしょ。エンタメのことでもいいですし、趣味でもいいですし。で、僕は自分が好きな理由を分析したいタイプなんですね。なんで僕が野球が好きなんだろうなって」と中居。 野球に詳しくないリスナーに「2勝したんですよ、ソフトバンクが。横浜で2戦やって、福岡で3戦やって、横浜で2戦。全部で7戦ある予定で4勝すれば優勝。最初の横浜で、ソフトバンクにとっては敵地なわけですよ。横浜で2回やって2連勝した時に“もうこれ、ソフトバンク決まったな”って。“やっぱ違うんだな”“これ、4タテもあるんじゃない?”って話になるんですよ。“ソフトバンクって貯金いくつで優勝したよ?”って。“そう考えればそうだよなぁ~”って。“柳田帰ってきて近藤も打てるの?え?守れるの?近藤出ないで勝ったの?”って。そしたら(DeNAが敵地の)福岡で3連勝すると思わないもんね、うん。で、横浜帰ってきてそのまま4連勝」と説明し、「だから好きなんですよ、うん。覆してくれるのが好きなの」と想像を超えてくる面白さが野球にはあると楽しそうな声で語った。 「解説陣の人っているじゃないですか。野球を評価、試合を評価。なんていうんだろ。評価をしている人たちを評価するんですよね、うん。評論している人たちを評論する、みたいな。プロを経験してきた人たちがこうなるんじゃないか、ああなるんじゃないかなって。それでも覆っちゃうのが野球の面白さだなって。僕は評論家を評論するタイプ。僕は一般だからね、“にわか”だから。そういうタイプなんだけども」としたうえで、解説者たちの予想が外れたとしてもその解説者がダメということではないと力説。 「この評論家でさえも分からないのが野球で。なんならね、プレーしている本人たちも分からないんですから、どうなるかなんて。やってみないと分からないんだって。誰もが分からない、誰もが予想しているものを覆してくれるのがプロ野球の面白さだから、僕は多分好きなんだろうね」とどこまでも楽しそうだった。