【箱根駅伝】早稲田大 4年生が1年生のマッサージも 上下関係を超えたチームワークで6年ぶりの表彰台へ
花田駅伝監督は「ぱっと見た目では決して足が速そうには見えないんですけれど、走ってみたらめちゃめちゃ強い。この4年間でいずれ出てくると思いますけれど、非常に上りが強いので、早稲田が優勝するカギになる選手になるんじゃないか」と工藤選手の今後の成長を楽しみにしている様子でした。
■強みはチームワーク 上下関係を超えた仲の良さ
「僕らの学年の特徴はしっかり縦も見られるというか、後輩にも積極的に声をかけられるやつが多い」 そう菖蒲敦司駅伝主将(4年)が語るように、早稲田大学の強みは上下の関係を超えたチームワークです。夏合宿では、練習後に1年生の足を2人がかりでマッサージする4年生や、食事中に和気あいあいと話す選手たちの姿が見られました。
しかし単に仲が良いだけでなく、「よりチームの結束が高まって、目的に向かってみんなでやっていこうという雰囲気」があると語る花田駅伝監督。「最終的には箱根駅伝というのが一番チームとしては大きな目標なので、皆さんがワクワクするようなレースをしたい」と、6年ぶりの表彰台、そして往路優勝に向けて意気込んでいます。