「バルミューダ、パナソニック」最新&個性トースター4選 高級オーブントースター誕生から9年、市場は?
さまざまな調理家電が登場する中で、近年、盛り上がっていると感じるのが「オーブントースター」だ。元々は、低価格モデルが中心の技術的に枯れた市場だったが、2015年に「BALMUDA The Toaster」が登場して大ヒット。高級オーブントースター市場が生まれ、多くのメーカーから、自宅でカリっふわっのトーストが焼けたり、クロワッサンも焼きたてのように温め直せる高級モデルが登場した。 【写真】斬新!卵焼き器で極上のバタートーストが焼ける、バーミキュラ「EGG & TOAST PAN」 ■最新トースターのベストチョイスは?
それから9年。現在のオーブントースター市場は、高級モデル、個性派モデル、低価格モデルの3つに分かれて広がっている。高級モデルは実勢価格で2万円を超えるオーブントースターが中心。多機能とワンランク上の焼き上がりを両立している。 個性派モデルは1万円台から3万円前後で、ほかにはない際立つ機能を搭載するのが特徴。ピンポイントの機能が刺さるなら買いだ。低価格モデルはコストパフォーマンス重視で、3000円~1万5000円前後が中心。価格帯によって機能やサイズなどが変わってくる。
【画像】バルミューダの最新トースター、7200通りのプログラムを搭載するパナソニック、上下のプレートで挟み込むアビエン、テスコムの低温コンベクションオーブン、極上のバタートーストが焼けるバーミキュラの卵焼き器…(9枚) この中で特に注目したい高級モデルと個性派モデルのおすすめモデルを4つ紹介していこう。 ■バルミューダのスタンダードモデル 高級モデルの中で比較的購入しやすいポジションにあるのが、バルミューダの「ReBaker」だ。円安や部品の高騰などで家電の値上がりが続く中で、少しでも買いやすい価格で、と開発されたモデルだ。
「BALMUDA The Toaster」とは異なり、スチームテクノロジーは非搭載で水を入れずに焼く仕組み。これまでに培った1秒ごと1℃単位の緻密な温度制御技術により、美味しく焼き上げることができる。注目したいのが、おかずパンや唐揚げ、トンカツ、フライドポテトなどの惣菜を揚げたての状態に戻したように温め直す=リベイクする機能を新搭載したことにある。 このリベイクモードは、表面を焦がすことなく、おかずパンを中までしっかり温めるための機能だ。厚みがあったり、具材がのったおかずパンでありがちな、表面は焦げているが中が冷たい、といった温めムラが起きにくく、おかずパンを食べることが多い人なら重宝する。