映画「籠の中の乙女」4Kレストア版が公開決定、ヨルゴス・ランティモス初期の代表作
「哀れなるものたち」「憐れみの3章」などで知られるヨルゴス・ランティモスが監督・脚本を担った映画「籠の中の乙女」の4Kレストア版が、2025年1月24日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開される。配給は彩プロが手がける。 【動画】支配と服従、自我の目覚めの物語「籠の中の乙女」予告編はこちら 同作は、ギリシャのとある家を舞台にした“支配と服従、自我の目覚め”にまつわる物語。奇妙で厳格なルールのもと、家の中だけで育てられてきた子供たちが青年期に達し、両親の想像を超えた行動を取り始める様子が描かれた。第62回カンヌ国際映画祭ある視点部門のグランプリに輝き、日本では2012年に公開された。 キャストはクリストス・ステルギオグル、ミシェル・ヴァレイ、アンゲリキ・パプーリァ、マリア・ツォニ、クリストス・パサリス、アナ・カレジドゥ。ランティモスは本作について「私が描きたかったのは、人の心を操作しようとすること、自分の意のままに何かを信じ込ませようとすることが、相手をどこまで極端に走らせてしまうかということです」と語っている。 なお4Kレストア版としてリバイバル上映されるにあたって、ポスターや予告編が一新された。 ※「籠の中の乙女」はR18+指定作品 (c)XXIV All rights reserved